トウチクの築炉工が働く姿を見て、
転職しました

小笠原 剛志

トウチクの築炉工が働く姿を見て、
転職しました

私は入社前に諸先輩方の働く姿を目にしました。
アルミ溶解炉のメンテナンスとして、炉壁に付着した酸化物を長いノミで除去する作業だったのですが、築炉をよく知らなかった私は「あの作業は何だ?」と不思議に思いました。しかし、諸先輩方が仕事を黙々と進める様子に興味がわき、「体を動かす仕事だし、自分に向いていそうだ」と考えたことがきっかけで、転職しました。

転職後、仕事の面白さと同時に感じたのが人間関係の良好さでした。社長をはじめ、若手のことをよく考えてくれる人ばかりで、そういうリスペクトできる人たちの姿を見て自分も成長させてもらいました。「この人が困ってるなら、助けなきゃ」という気持ちも芽生えました。

アルミ溶解炉など多様な炉を経験。
毎日が新鮮です

小笠原 剛志

アルミ溶解炉など多様な炉を経験。
毎日が新鮮です

当社に入社して最初の仕事は手元作業でした。手元作業とは、築炉工のために道具を運んだり、現場を清掃したりする仕事です。
道具にもたくさんの種類があり、道具の名前や置き場所を覚えるだけでも大変ですが、先輩たちが丁寧に教えてくれたので助かりました。
その後、徐々に築炉の仕事を経験させてもらいました。
例えば、炉の内側への支示具の溶接や、断熱ボードの貼り付け、レンガの積上げなどでした。

次のステップとして、2人1組で小さな現場を任されるようになりました。工事の最初から最後まで、責任を持って行わなければならず、身が引き締まりました。

現在は様々な炉の現場で経験を積んでいます。当社が得意とするアルミ溶解炉をはじめ、脱臭炉や熱処理炉などの築炉に関わることができ、新しい知識や気付きばかりで飽きることがありません。

築炉以外の様々な技術も
しっかり身に付きます

小笠原 剛志

築炉以外の様々な技術も
しっかり身に付きます

当社では築炉のメイン業務である耐火物の施工はもちろん、それに関連する溶接や解体などの技術が身に付きます。しかも、1つ1つのスキルを基礎からきちんとマスターできるので、幅広い仕事をこなせる職人に成長できます。

また、安定した環境で築炉の技術を磨き、生涯の仕事として働き続けることができる点も、築炉工の魅力です。
アルミ溶解炉などの工業炉はものづくりに必須のインフラとして、これからも様々な場所で使われ続けます。そのような炉の新設・メンテナンスを行うための確かな技術を持つ築炉工は、今後もますます重宝される存在です。

もっと技術を磨いて頼られる築炉工に

小笠原 剛志

もっと技術を磨いて
頼られる築炉工に

私が築炉工事を行うときに心がけているのは、事前に工事に関する情報をしっかりと入手しておくことです。
社長や現場責任者に話を聞き、段取りや施工する箇所、施工方法などを確認します。また、製作した型枠を図面と照らし合わせる時など、自分の目でチェックすることも大切にしています。

私はまだ経験が浅いため、スキルをさらに磨いて1人で工事を完成させることができる築炉工を目指したいですね。レンガ積みにしても、型枠づくりにしても、もっと早くもっと綺麗に作業ができるようになりたいと思います。また、私が諸先輩方の築炉工と比べて特に大きな差があると感じるのが、応用力です。初めての状況にどう対応するか、道具がないなら何を使って切り抜けるのか…といった発想を知識や経験から生み出せるようになりたいですね。